常勤医師4名(岡崎幸生、石橋峻、川井正隆、自治医科大学附属さいたま医療センター循環器内科シニアレジデント)で診療を行っております。
2022年4月より、冠動脈疾患の検査・治療のためのカテーテル検査を開始しました。経皮的心肺補助装置(PCPS)や大動脈バルーンパンピング(IABP)を新規に導入したことで、超急性期の重症患者様の治療にも対応できるようになりました。また、今まで長岡市の病院まで通院していた患者様の循環器疾患の慢性期のfollowなども当院でできるようにしております。
月1回、自治医科大学附属さいたま医療センター循環器内科学内教授の坂倉建一先生が来院し、カテーテル治療を一緒に行っております。
魚沼ハートフォーラムとして魚沼基幹病院循環器内科とも定期的な交流があります。また、当院では対応できない疾患(カテーテルアブレーションや開心術など)の患者様は立川綜合病院、長岡赤十字病院、長岡中央病院と連携し、紹介しております。
急性期治療から慢性期治療まで心臓疾患の患者様を丁寧に診察・治療しております。現在、急性心筋梗塞の緊急カテーテル治療は木曜日(石橋外勤日)以外の平日の日中であれば、対応可能です。
・血管造影室(シングルプレーン)
・経皮的心肺補助装置(percutaneous cardiopulmonary support; PCPS)
・大動脈バルーンパンピング(intra-aortic balloon pumping; IABP)
・血管内超音波装置(intravascular ultrasound; IVUS)
・メドトロニック社プログラマー、SJM社プログラマー
・一次的(体外式)ペースメーカー装置:2台
・人工呼吸器:6台、NPPV:1台、ネーザルハイフロー:1台、CRRT:1台
職名 | 南魚沼市民病院 院長補佐 自治医科大学附属さいたま医療センター 南魚沼地域医学講座 特命教授 |
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出身大学 | 産業医科大学 1985年卒 |
所属学会 ・資格 |
心臓血管外科専門医/修練指導医 日本心臓血管外科学会評議員 日本循環器学会専門医/指導医 詳細(PDF) |
経歴 | 1995年 Research Fellow,Department of Biomedical Engineering Lerner Research Institute,Cleveland Clinic Foundation, Ohio, USA 2007年 佐賀大学医学部胸部心臓血管外科学 准教授 2011年 福岡和白病院心臓脳血管センター センター長 2016年 新久喜総合病院 心臓血管外科統括部長兼救急部長 2017年 新久喜総合病院 病院長 2020年 南魚沼市民病院 院長補佐 2020年 自治医科大学南魚沼地域医療学講座 特命教授 現在に至る 詳細(PDF) |
業績 | 20201231時点(PDF) |
コメント | 限られた医療資源の中で、南魚沼の皆さんに少しでもお役に立てるよう、チーム一丸となって奮闘しております。南魚沼の温かい人の情けと大自然に癒されながら楽しく過ごしております。 |
職名 | 南魚沼市民病院 循環器内科医師 自治医科大学附属さいたま医療センター 南魚沼地域医学講座 特命助教 |
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出身大学 | 山梨大学 2015年卒 |
所属学会 ・資格 |
日本内科学会認定医 CVIT認定医 |
経歴 | 2015年 上尾中央総合病院 初期臨床研修プログラム 2017年 自治医科大学附属さいたま医療センター 循環器内科入局 2022年 自治医科大学附属さいたま医療センター 南魚沼地域医学講座 特命助教 |
業績 | 20220930現在(PDF) |
コメント | 魚沼地域の心臓疾患の患者様をより専門的に診察、診断することで、適切な治療を行っていけるように努力します。 |
職名 | 南魚沼市民病院 外科医長 |
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出身大学 | 北里大学 2009年卒 |
所属学会 ・資格 |
日本外科学会 日本循環器内科学会 日本不整脈心電学会 |
3か月毎のローテーションとなっています。
内容 | 件数 |
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CAG(経皮的冠動脈造影) | 56 |
PCI(経皮的冠動脈形成術) | 22 |
恒久ペースメーカー留置術 | 7 |
右心カテーテル | 7 |
PCPS | 1 |
IABP | 1 |
疾患 | 件数 |
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狭心症 | 13 |
ST上昇型心筋梗塞 | 4 |
非ST上昇型心筋梗塞 | 4 |
不安定狭心症 | 1 |
約45人の患者様の定期的なペースメーカーcheckを行っています。
基本的に3か月に1回、第4水曜日午後に行っております。この日であれば、当院に置いていないボストン社やバイオトロニック社のペースメーカーのcheckも可能です。
また循環器内科外来通院中でメドトロニック社かSJM社のペースメーカーの患者様は適宜、checkを行っています。
基本的に経皮的冠動脈造影(CAG)は2泊3日、経皮的冠動脈形成術(PCI)は3泊4日の入院としております。患者様の都合に応じて、医学的に問題なければ、短期入院も対応しております。
コードブルー対応の確立や院内急変シミュレーションなどを行い、院内スタッフの急変時対応のスキル向上を目指しています。BLSを開催したり、当院初めての院内ICLSも2022年7月2日に開催しました。