南魚沼市民病院は、南魚沼市立病院群の一つとして平成27年11月1日開設された病床数140床の急性期並びに地域包括ケア病床含む回復期病棟を配置する病院です。人口減少地帯の中で高齢化が進む中で、地域医療を支えることを目的としています。
市民の皆様の生命と健康を守り、質の高い医療を提供します。皆様が急病に陥ったときに即座に対応するためには急性期疾患に対応する優秀な人材と医療体制が必要で、更に患者さんの不安な気持ちに寄り添った医療スタッフの態度が必要です。そのためには二次救急医療の充実、つまり断らない救急医療体制を構築し高度な倫理観を備えた医療人の育成を目指します。
南魚沼市民病院 院長
加計 正文(かけい まさふみ)
診療科としては内科疾患をはじめ、腹部一般外科、整形外科、眼科疾患、精神科・認知症疾患、歯科口腔外科疾患等において基本的な一般医療を支えます。一方で高度救命救急医療や三次医療が必要な高度急性期の患者については速やかに搬送する救急医療体制も必要です。また、急性期治療後の回復期と在宅復帰をめざす患者さんには切れ目のない医療提供体制が急性期医療と同様に求められます。市民病院はこのような複雑な病院機能を備えることを使命としています。私どもは、市民のために必須な医療インフラとして市民の健康を支えます。このような病院像に賛同される若い方々の入職を歓迎します。急性期医療から在宅医療へシームレスで、かつ患者に寄り添う医療を目指しましょう。
2023年6月 南魚沼市民病院 院長 加計 正文