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新潟県南魚沼市六日町2643番地1

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魚沼圏域で初めての回復期リハビリテーション病棟を開設

魚沼圏域で初めての回復期リハビリテーション病棟を開設

4月1日より、当院3病棟46床うち12床を回復期リハビリテーション病床としてスタートしました。また、約半年後の11月からは、病床を20床に増床する形で準備を進めています。

残り34床は地域包括ケア病床としての機能を有し、病棟全体としてリハビリテーションや在宅復帰支援に力を入れています。

回復期リハビリテーション病棟とは

脳血管疾患や大腿骨骨折による手術などのため、命に関わる急性期の治療を受けた後、病状が安定し始めた概ね1・2か月後の時期を回復期と呼ばれます。この回復期に集中的なリハビリテーションを実施し、身体機能や動作能力の向上を図り、多職種がチームを組んで円滑に在宅復帰できるよう支援することを目的とした病棟が回復期リハビリテーション病棟です。

回復期リハビリテーション病棟の対象疾患および入院可能日数

対象疾患 入院期間
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症後もしくは手術後、または義肢装着訓練を要する状態 150日
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頸髄損傷および頭部外傷を含む多部位外傷の場合 180日
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節もしくは膝関節の骨折、または2肢以上の多発骨折の発症後、または手術後の状態 90日
外科手術または肺炎などの治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後または発症後の状態 90日
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節または膝関節の神経、筋または靭帯損傷後の状態 60日
股関節または膝関節の置換術後の状態 90日
急性心筋梗塞、狭心症発作その他急性発症した心大血管疾患または手術後の状態 90日

当院でのリハビリテーションの特徴

【職員体制】
回復期リハ病棟常勤専任医師1名
理学療法士(PT)17名
作業療法士(OT)10名
言語聴覚士(ST)4名
・患者の状態に合わせて、1日あたり2・3時間程度、週6日間、リハビリテーション(理学療法、作業療法、言語聴覚療法)を実施します。
・複数担当による医師の診療体制により、安全で効果的なリハビリテーションができるよう管理していきます。
・病棟看護師を中心として、起床から就寝までの間、食事、歯磨き、洗面、着替え、排せつなど日常生活そのものをリハビリと捉えて介入・支援を行います。
・リハビリ職員の早番や遅番体制により、病棟での日常生活に積極的に働きかけ、「している」日常生活の自立度向上を図ります。
・必要に応じて、退院前の自宅訪問を実施し、手すりの設置や歩行補助具の選定など、生活環境の調整や安全な動作方法について助言を行います。
・脳血管障害による麻痺のある患者に対し、装具を作成することにより、早期からの積極的な立位歩行練習や日常生活自立度の向上に役立てます。
・嚥下障害のある患者には、必要に応じて、嚥下内視鏡検査等を実施します。
・身体障がい者手帳等の発行が必要な場合には、診断書作成などの諸手続きを行います。

入院診療の流れ

入院

多職種によるリハビリテーション総合実施計画書の作成

計画に基づいたリハビリテーションの実施

定期的な患者・ご家族との面談

退院に向けて自宅環境の整備(必要に応じて自宅訪問)

退院

◎退院後も以下のような在宅支援体制と連携します。
・医師による訪問診療
・居宅介護支援事業所におけるケアプラン作成
・訪問看護、訪問リハビリ、通所リハビリの在宅サービス

病棟一日のスケジュール例

時間 内容
6:00 起床
7:30 整容動作、更衣動作、排泄動作
生活に即した早番リハビリ
8:00 朝食
9:00 ベッドから離床しての活動
理学療法、言語聴覚療法
12:00 昼食
13:00 ベッドから離床しての活動
作業療法
18:00 夕食
18:30 整容動作、更衣動作、排泄動作
生活に即した遅番リハビリ
21:00 消灯
1日最大3時間のリハビリを実施します。

病棟での日常生活動作練習

リハビリセンターの様子
600㎡以上あり、広くて明るい空間です

自宅訪問での段差昇降介助方法の助言

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担当 地域医療連携室
住所 〒949-6680 新潟県南魚沼市六日町2643番地1
電話 025-788-1222(代表) FAX/025-788-1231
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