まず南魚沼に来て驚いたのは一面の雪景色でした。雪国にゆかりのない私にとって雪は新鮮でした。
地域研修初日から外来が始まり初めての外来はとても緊張しました。わからないことだらけで戸惑いながらも日々先生方のアドバイスをいただきながら、なんとかやることが出来ました。外来で診た患者さんの中には、入院して病棟でも自分が担当医として治療計画を立て、退院までずっと経過を追うことができる患者さんもいて、元気になって帰っていく姿をみることができたり、退院のときにありがとうと言っていただけてとても嬉しかったです。
また、理学療法や作業療法も見学させていただき、リハビリの重要性も知りました。今まで実際に見て具体的に何をしているのかわからなかったのでとても勉強になりました。私が研修している病院より圧倒的に入院患者さんの年齢が高かったのでADLを落とさないためにもリハビリは大事なんだと身をもって知りました。
他にも訪問看護や往診、保健所に行ったりと貴重な経験ができました。
仕事面以外にも先生方にはいろんなお店に連れて行っていただき、おいしいものをご馳走になりました。とくに、なにわ茶屋ではこの1年南魚沼で研修した研修医たちが集まって、南魚沼でのいろいろな思い出を聞くことができて楽しかったです。
自分でいろいろ考えてやらなくてはと思う反面、やはり自分の考えている方向性が合っているのか最後まで自信が持てず、結局先生方に頼ってばかりの1ヶ月間でしたが、とても収穫の多い充実した毎日を送ることが出来ました。これからもっと勉強して自信をもって自分から行動できるように成長できたらと思います。
外来や病棟の看護師さん、薬剤師さんはこんな私にもとても気を利かせて下さって、いつの間にか退院調整がついていたり薬の変更にも迅速に対応していただいてとても感謝しています。とても働きやすい病院だなと思いました。
短い間でしたがお世話になりありがとうございました。南魚沼での経験を活かしてこれからも成長できるように頑張りたいと思います。