夏真っ盛りの8月の1か月間、自治医大さいたま医療センターの地域研修としてお世話になりました。
初日から、大学病院では研修医はなかなか経験できない新患外来が早速始まりました。今振り返るとこの新患外来がぼくにとって一番刺激的で勉強になったと思います。初対面の患者さんとの問診から始まり、身体診察をしてからどの検査が必要か、それに対して何を処方するのか、そして患者さんにどんな言葉をかけてあげるのがいいかなど、みなさんに助けられながら本当に多くのことを学ぶことができました。
病棟では、主治医としていつも以上に責任をもって診療にあたることができました。右も左もわからずがむしゃらにやっているぼくにいつも助け舟を出していただける先生方、看護師さんには感謝してもしきれません。その甲斐あってか、患者さんとそのご家族の方々に「先生に診てもらえてよかった。」と言っていただけた時には本当に嬉しかったです。
また地域研修ということで、地元の筋力つくり教室に参加したり、訪問診療・訪問看護、リハビリテーション見学など日々イベントが目白押しでした。自分自身、地域医療にも興味があったこともあり、特に訪問診療、訪問看護では今後訪れるであろう超高齢者社会の片鱗を垣間見えたことは非常に勉強になりました。
1か月間という短い間でしたが、研修以外でも恐らく1,2を争うほど新潟を満喫できたと思います。笑
まず、新潟にきて二日目に開催された長岡の花火大会に参加させていただきましたが、花火であんなにも感動することが初めてで自然と目頭が熱くなりました。さいたまに帰っても時々自分で撮った動画をみて癒されたいと思います。また絶対観に行きます!またみなさんご存知ではあると思いますが、南魚沼で今「本気丼(まじどん)」という企画が開催されているという噂を即座に聞きつけ、六日町、塩沢地区のありとあらゆるお店を食べ尽くしました。本当にどこもごはんがおいしくて・・・その代償にお腹が心成しか少し出てきた気がしますが見て見ぬ振りをしています。
最後になりますが、田部井先生をはじめ南魚沼市民病院のスタッフの皆様、ご迷惑ばかりお掛けしましたが、本当にお世話になりました。また機会がありましたらよろしくお願いします。