~普段ではできない経験をすることができました~

~普段ではできない経験をすることができました~

自治医科大学附属さいたま医療センター ジュニアレジデント

 1か月地域医療研修として南魚沼市民病院でお世話になりました。1か月という短い時間、また、2月で日数が少ない上に3連休が2回あり、さらに短い間となりましたが、充実した研修を送ることができました。こうした研修を送ることができたのは、支えてくださった病院のスタッフ、市職員の皆様、そしてなにより上級医の先生方のおかげであり、心より感謝いたしております。
 当初、2月の南魚沼に向かうにあたって、大雪の降る見知らぬ土地というイメージから、自分に1か月を乗り切ることができるのかと不安で仕方がありませんでした。しかし実際に伺ってみると、今年が暖冬であったこともあって思っていたよりも過ごしやすく、またスタッフの皆様が心暖かく迎えてくださったためすぐに馴染むことができました。オリエンテーションで長靴が支給されたことに雪国を感じました。融雪装置がよく効いているお陰で日用品の買い出しには困りませんでしたが、時折一部スプリンクラーの攻撃力が高く、油断して歩いているときに何度も水を浴びました。
 外来は、2月という季節柄か、インフルエンザの患者さんが来ない日はありませんでした。インフルエンザの診方、処方、風邪との見極めなど学ぶことが多く、またインフルエンザとして治療後にも咳嗽遷延で受診されたときに何を考えるか、どういった対応をするべきかなど、二重にも三重にも対応が求められ、普段ではできない経験をすることができました。自分の外来に再受診していただくことで、ちゃんと効果が得られているのか確認できるとともに、次の受診までに次の手を用意するなど新しい勉強をすることができました。また病棟では初めての主治医制で責任を強く感じ、自分の判断が正しいのか、何を直せばよいかなど、不安と心配で最初から最後までてんやわんやしていましたが、そのたびに上級医の先生方が気にかけて様子を見に来てくださり、とても心強く感じました。研修医が自分一人であったため、初めは寂しく思いましたが、今では先輩の知恵を独り占めすることができたと嬉しく思っています。
 この1か月があっという間に過ぎてしまい、自分がまったく無知であること、たくさんの方々に支えてもらっていること、日本酒がとても美味しいこと、スキーは寒いけど楽しいということを強烈に実感いたしました。ここでの経験を武器にこれからも精進していきたいと思います。本当にありがとうございました。

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