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新潟県南⿂沼市六⽇町2643番地1

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~患者さんの10年後の状態を考えて病状説明や今後の介入を考えることが大切~

~患者さんの10年後の状態を考えて病状説明や今後の介入を考えることが大切~

自治医科大学附属さいたま医療センター ジュニアレジデント

 自治医科大学附属さいたま医療センター2年目の初期研修医です。地域医療研修として、10月中旬から11月初旬までの4週間、南魚沼市民病院で研修させていただきました。この場をお借りして、関わってくださった先生方、看護師・療法士の方々、各部署の関係者の方々に厚く御礼申し上げます。
 研修中は検診異常や感冒症状などを主訴に来院される内科初診外来や救急車対応をさせていただきました。問診して、検査前確率がどのくらいあるのか、検査結果から医学的介入がどのくらい必要か、再診までの期間はどのくらいあけたらよいか、など多くのことを調べては悩み、その度に上級医の先生ご指導いただきました。今年に関しては、新型コロナウイルス感染の流行に伴い、例年よりも担当させていただく患者数が少なかったようですが、その分各症例に時間をかけることが許され、内服開始の目安や薬の選択などを一から勉強することができました。特に検診異常の方が多かったのですが、ある先生から「患者さんの10年後の状態を考えて病状説明や今後の介入を考えることが大切」と教えていただき、慢性期疾患への考え方を改めて教えていただけたように感じています。
 病棟業務では主治医として入院患者対応やご家族への説明をさせていただきました。研修期間中に往診や訪問看護・リハビリに同行させていただく機会や保健師の方と接する機会が多くあったこともあり、退院後の生活において患者さんに必要な医療的資源や社会サービスの利用など私たちを取り巻く社会の仕組みを改めて知ることができました。高齢化が関東圏よりも進んでいる地域のため、漠然と入所できる施設などはたくさんあるだろうと思っていましたが、実際はまだまだ足りておらず、県を越えて施設入所退院される方もおられる現実に大きな驚きと高齢化社会の今後の課題を感じる機会でもありました。
 研修外では、周囲を囲む山々が週ごとに赤や黄色に色づき、研修の最後に近づくと雪がうっすら積もった光景なども見られ、週末は八海山ロープウェイや越後湯沢、清津峡まで足をのばし、自然を満喫しました。いつも帰宅時に出迎えてくれる蛙と蜘蛛との遭遇も今では思い出です。また、先生方には複数ご飯会を催してくださり、新米はもちろん、新鮮な地元の魚介や野菜を堪能しました。
 4週間という短い期間でしたが、教えていただいたことを忘れず、これからの診療に活かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。

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