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新潟県南⿂沼市六⽇町2643番地1

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~どのように最期を迎えたいという意思をどう支えられるかを多く考えた2か月間~

~どのように最期を迎えたいという意思をどう支えられるかを多く考えた2か月間~

自治医科大学附属さいたま医療センター シニアレジデント

 自治医科大学附属さいたま医療センター血液科のシニアレジデントです。2020年11月、12月の2か月間、内科で勤務させていただきました。この場をお借りして、お世話になりました皆さんにお礼申し上げます。
 コロナ禍という例年とはちがう状況で、また11月には南魚沼市でクラスターも発生し、気が引き締まる中での勤務でした。面会に来ることで分かってもらえていた患者さんの病状を面会制限がされている中で、どう家族と共有していくか、家族の思いをどうくみとっていくのか、という普段はない問題もありましたが、特に看護師さんが架け橋となって解決していくことができました。ありがとうございました。
 近年ACP(アドバンス・ケア・プランニング 人生会議)という概念が浸透してきており、インパクトのあるポスターでも一躍話題になりました。将来の変化に備え、将来の医療及びケアについて、患者さんを主体に家族や医療者が、患者さんの意思決定を支援するプロセスです。入院するご高齢の方には入院をきっかけに話し合ってもらえれば、という思いもこめて、重症でない方にもどのようにかんがえているか、意思を確認するようにしています。核家族化が進んでいるためか、「考えたことがなかった」という家族も多いのですが、南魚沼市民病院で働いていると、「どう考えている、どうしてほしい」というのが明確な方が多いという印象でした。改まってACPを家族で話題にしているというよりは、家族で一緒に過ごしている中で人生観、死生観などの共有が自然とできているのだと思いました。元気に退院されている方だけでなく、どのように最期を迎えたいという意思をどう支えられるかを多く考えた2か月間になりました。今回の南魚沼で得られた経験を今後の診療に生かしていきたいと思います。
 記録的な初雪を記録し、生まれも育ちも九州で慣れない雪国生活でしたが、病院の皆さんにいろいろと教えていただき、美味しい食事やお酒、温泉や雲海と楽しく過ごすことができました。短い期間でしたが、ありがとうございました。

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